まさに"憂鬱"の名に相応しい、船長モアの前に立ちはだかる幾重もの壁。
そしてそれを乗り越えるための数々の奇策。
加えて国際謀略なども絡んでおり、前作よりも壮大なストーリーになっている。
ただ、特に〈マドラスの星〉の事件に関しては「必要だったの?」と思わざるを得ない。
むしろそこを省き、モア船長たちの描写を増やしてほしかった。
これ以降のモア船長一味の勇姿を見ることができないというのが本当に悲しい。
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- 感想投稿日 : 2021年8月16日
- 読了日 : 2021年8月16日
- 本棚登録日 : 2021年8月16日
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