魔術師のおい―ナルニア国ものがたり〈6〉 (岩波少年文庫)

  • 岩波書店 (2000年11月17日発売)
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面白くて2時間程度で読み終わった。「ロードオブザリング」を読んでいたら無性にナルニア国物語も読みたくなったので。。子どものころ「ライオンと魔女」は読んだことがあり今回は出版順ではなく作中の時系列順に読んでみようと思い「ライオンと魔女」より前の時系列になる本作をとりあえず読んでみた。もういい年した大人だが異世界へ旅する瞬間はワクワクしながら読んでいた。アスランがやっぱり好き。んで「白い魔女」がなぜナルニア国を支配することになったのかも本作を読めば分かるのですが魔女の恐ろしさ・禍々しさはやはり本作でも健在でした。子どものとき私はこの魔女が怖くて作中出てくるたびにドキドキしていたのですが皆さんはどうでしたか…?まさに子どもの恐れている恐怖の化身という感じで…。あとアスランが最後にポリーとディゴリーに語った「あんたたちの種族のうちだれか悪いやつが…」というくだりが実は作者から子ども達へ一番伝えたかったメッセージだったのではないかなと感じた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年11月27日
読了日 : 2022年11月27日
本棚登録日 : 2022年11月27日

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