予想以上に夢中になって読んでいた。えたひにん(漢字はあてたくない)に対する世間からの目を容赦なく描いていた。発表当時はかなりの問題作だったことは容易に考えられる。令和のこの時代であっても部落差別はなくなっていないけれど、差別の激しかった当時も丑松の教え子達やお志保のように身分に囚われない考え方をする人もいたのだと、希望を残した終わり方ではあったのかなと思った。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年12月23日
- 読了日 : 2021年12月23日
- 本棚登録日 : 2021年12月6日
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