『ヘヴン』以来2作目の川上未映子さん作品。
純文学はやっぱり難しいですが、『ヘヴン』より読みやすかった気がします。
女性ならではのあれこれがテーマになっていて、「なんかわかるこの感覚!」みたいなのが色々な角度から押し寄せてきました。
表題作「乳と卵」で、生理についてすごく色々考える緑子という子供が出てきます。
自分が持つ違和感をとことん突き詰めていて、かといって答えは出ず沼にハマっているような、この感覚が純文学らしさなのでしょうか…
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2023年10月22日
- 読了日 : 2023年10月22日
- 本棚登録日 : 2023年10月22日
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