乳と卵

著者 :
  • 文藝春秋 (2008年2月22日発売)
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本棚登録 : 3604
感想 : 741
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『ヘヴン』以来2作目の川上未映子さん作品。
純文学はやっぱり難しいですが、『ヘヴン』より読みやすかった気がします。
女性ならではのあれこれがテーマになっていて、「なんかわかるこの感覚!」みたいなのが色々な角度から押し寄せてきました。
表題作「乳と卵」で、生理についてすごく色々考える緑子という子供が出てきます。
自分が持つ違和感をとことん突き詰めていて、かといって答えは出ず沼にハマっているような、この感覚が純文学らしさなのでしょうか…

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2023年10月22日
読了日 : 2023年10月22日
本棚登録日 : 2023年10月22日

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