タイトルの『つきのふね』の’正体’が分かるラスト、嗚咽が漏れた。
誰もが『つきのふね』を待っているのかもしれない。
鍵を掛けたガラス戸越しの向こうで。
救って欲しくて、救いたくて。
でも誰もが『つきのふね』になれるのかもしれない、とこの小説は言う。
世界の終わりの、炎と、雷鳴と、雨の中に大切な人がいるのなら。
作者の‘伝えたい’という思いがガシガシ伝わってくる小説。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
日本の小説
- 感想投稿日 : 2018年5月6日
- 読了日 : 2018年5月6日
- 本棚登録日 : 2018年5月6日
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コメント 2件
ひとしさんのコメント
2018/05/22
5552さんのコメント
2018/05/22