ぼくのニセモノをつくるには、ぼく自身を知らなくてはならない―――。
自分って、どんなひと?と、聞かれて、即答できる人はどれくらいだろう。
どれくらい、「自分」を知ったら、全部わかったことになるのかな。
主人公のけんた君はロボットに自分の代わりをしてもらうために、自分ってこんなひと、をじっくり考える。
「耳たぶがちいさい」
「こうふんするとはなのあながおおきくなる」
「手のひらがいつもペトペトしてる」
外から見える「自分」だけじゃ、「自分」なんてぜんぜんわからない―――。
「自分」を多角的に見る大切さとおもしろさが分かる絵本。
ヨシタケさんの絵本はいつも新しい発見と驚きがある。
ひとりひとり、たくさんの「自分」が、いるのが世の中ってやつなんだね。
壮大すぎて、私はイマイチ理解できてないような気がする。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
絵本
- 感想投稿日 : 2022年5月3日
- 読了日 : 2022年5月3日
- 本棚登録日 : 2022年5月3日
みんなの感想をみる