学生時代に時代小説はよく読んだが、宇江佐真理さんの本を読むのは初めてだった。情景が浮かんでくる美しい小説だと感じた。
また、ヒロインである遊や遊の兄であり、庄屋の息子でありながら武士へと取り立てられた助次郎が身分が上である斉道に対しても率直な物言いや対応をするシーンが痛快で面白かった。
遊たちの故郷の村と隣り合う藩の陰謀や、遊と斉道の絆など色々な要素が盛りだくさんの小説で、一気読みした。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2024年3月26日
- 読了日 : 2024年3月26日
- 本棚登録日 : 2024年3月26日
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