新装版 マリオネットの罠 (文春文庫) (文春文庫 あ 1-27)

著者 :
  • 文藝春秋 (2006年11月10日発売)
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感想 : 238
4

まず率直に面白かったです。
今まで読んできた赤川次郎作品の中で、一番
暗いというか、ホラー的観点で描かれた作品
だなと、感じました。ユーモアのイメージが
あった赤川次郎作品なんですが、ここまで
用意周到に組み込まれた伏線回収、そして
ミステリーの醍醐味である、どんでん返し。
そのすべてが、本格的というか、少し怖い
印象にストーリーが進まれているなと私は
感じました。マリオネットの意味を知るとき
驚愕の展開を楽しめると思います。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年3月5日
読了日 : 2022年3月5日
本棚登録日 : 2022年3月5日

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