久しぶりの高田さん作品。艱難辛苦を乗り越えながら、前に懸命に進もうとする健気な少女はどうしてもみをつくしの澪ちゃんと重なってしまいます。家族の喪失や飢饉、当時の女性が期待される役割との闘い等々、本シリーズも苦難のてんこ盛り。そんなに主人公の幸ちゃんを翻弄しなくても・・・と思いながらも先が気になって。登場人物や関係性が分かり易いのもあるかな。辛抱・献身・禁欲が大好きなんだな、日本人は。
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- 感想投稿日 : 2019年1月22日
- 読了日 : 2018年7月7日
- 本棚登録日 : 2019年1月22日
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