ヴィヨンの妻 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (1950年12月22日発売)
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本棚登録 : 7304
感想 : 579
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ナビにしたがい、まずこの短編集を読んでみた。
いきなり、死に寄りすぎている太宰を読むのは辛かった。
まだそこまで没入できなかった。
読んだタイミングのせいもあるかもだけど。
(引っ越し合間の待ち時間)

女性視点の話が抜群によかった。
想像力がありすぎて、女の気持ちがいやに量られるために、あんなに罪悪感に苦しんだのだろうか。
女なんて意外にしたたかなんだから、そんなに気遣わなくてもいいのにね。

「生きていさえすればいい」のはごもっとも。
だけど世の中、そんな単純じゃないよね。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 日本近代
感想投稿日 : 2023年10月7日
読了日 : 2023年9月30日
本棚登録日 : 2023年8月20日

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