坊っちゃん (新潮文庫)

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再読。
まさに落語。
扇子がパチパチ鳴る音が聞こえてくる。
権力への突っ込みは自分への皮肉か?
軽妙なオチが、笑えるやら笑えないやら。
坊っちゃんみたいなのを、トラブルメーカーといいます(おい)。
赤シャツや野だ程度の人間に耐えられないようでは先が思いやられるが、鉄道技師なら勤まったのか?
清がうまくコントロールしたのかもな。

漱石は、維新志士の心持ちで文学をやりたいといったという。
やっぱり明治人は格別だ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 日本近代
感想投稿日 : 2024年1月17日
読了日 : 2024年1月8日
本棚登録日 : 2023年10月20日

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