華麗なる一族(上) (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (1980年5月25日発売)
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本棚登録 : 3784
感想 : 307
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今夏、結婚することになりました。
不満不安がないといえば嘘になりますが、銀平と万樹子の愛のない結婚には、何やら励まされました。
あの銀平でさえ政略結婚に甘んじているのだから。
がんばれ、わたし。
「三四郎」と「細雪」をもって、読書旅行に出かけよう。

大介と鉄平、阪神銀行と高炉、合併の行方など、ぜんぶ気になりますが、より気になるのは高須相子の行く末。
ほぼ全員に嫌われている高須相子ですが、わたしは嫌いじゃないです。
鉄平が彼女を黙らせるシーンにはスカッとしましたが(笑)
彼女が最終的にどんな生き方を選択するのか、非常に興味があります。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 日本近代
感想投稿日 : 2023年5月24日
読了日 : 2023年5月23日
本棚登録日 : 2023年4月30日

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コメント 3件

茉央さんのコメント
2023/05/24

突然のコメント失礼します。
僭越ながらあかねさんの読んでいる本のジャンルや、書かれる感想がとても好きで、いつもワクワクしながら読んでいます(⑅•ᴗ•⑅)

新しい門出、心から心から応援しています!!
きっと楽しいことだけじゃないですが、これからどんなことがあっても、今までと同じように、素晴らしい本たちがあかねさんのそばに居て助けてくれるんじゃないかなあと思います。

すでに読まれているかもですが、宮本輝さんの「錦繍」という本も素敵なので読んでみてください!あかねさんの好みに合うかわかりませんが、自分が人生の節目でいつも読んでいる本です。

私も「三四郎」と「細雪」大好きなので、再読してみようと思います(^^)

あかねさんのコメント
2023/05/25

わ、わ、茉央さん、
とっても素敵なコメントをありがとうございます!!(*ToT)

全文を額に入れて飾っておきたいくらい、どれもこれも嬉しすぎる言葉ばかりです。

とくに、「今までと同じように、素晴らしい本たちが そばに居て助けてくれる」という言葉。
もう何回も何回も読み直して、目に焼き付けています。

優しい茉央さんの心のこもった言葉たちこそが、これからの励みになります、本当にありがとうございます!!

宮本輝さんの「錦繍」、茉央さんの大切な本なんですね。
読んだことがないので、今度絶対に読みます!
おすすめしてくれて、ありがとうございます!

茉央さんのコメント
2023/05/25

そんなこと言っていただけて私こそ嬉しいです( ; ; )
はい!是非読んでみてください♩♡

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