アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))

  • 早川書房 (1977年3月1日発売)
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本棚登録 : 15256
感想 : 1104
5

名前が素敵過ぎる作品。
表紙もオシャレで、いよいよ手に入ったので読んでみた。
核兵器を使った世界大戦以降の世界という設定の雰囲気がどんよりと重くてびっくりした。
自然の動物(機械でない)を買うことが社会的ステータスとなっていたり、火星移住のためにアンドロイドが働かされていたり、設定一つ一つがそれいいのか??と考えされるものだった。
自然とは?人工物とは?
誰が人間で誰がアンドロイドなのか?
今自分が見えている世界は本当に現実なのか?
ハードボイルドではないが、それくらいの緊迫感がありながら、重いテーマを扱っているので読み応えが凄かった。


主人公と共に終始考えながら読んだ

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2023年10月2日
読了日 : 2023年10月2日
本棚登録日 : 2023年10月2日

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