物語がゆっくりと日常を描きながら進んでいく様子は、村上春樹ならではの特徴だ。絵描きの主人公が、免色と出会い、彼の肖像画を書くことでこの物語が動き出す。不思議な鈴と、騎士団長(イデア)との出会い。今後この物語にどのような関係性を生み出すのか、どんな動きをするのか想像出来ないから面白い。この先の話を読むのが楽しみである。また、主人公が周りの女性達とやはりというか、そういう関係になってしまうのが村上春樹の物語だなぁと思った。
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- 感想投稿日 : 2019年9月28日
- 読了日 : 2019年9月12日
- 本棚登録日 : 2019年9月12日
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