善人ほど悪い奴はいない ニーチェの人間学 (角川新書)

著者 :
  • KADOKAWA (2010年8月8日発売)
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本棚登録 : 514
感想 : 44
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ニーチェを通じて現代人の弱さを表現し、そしてその弱者の生態を分析している。こういった切り口もあるのだなぁ程度。個人的には共感するところはない。

弱者とは現代だけの問題でなく、いつの時代にもいた大衆のこではないのか?
弱者の中身が見えるようになったのは、ネットによって弱者(=大衆)の声が届くようになったからでは?弱者が増えてる訳ではない。
弱者とは自己洞察ができず、社会にぶら下がり思考しない人という事ではないか。内省すれば、良い悪い(周りがいうだけの)に関係なく主体的に世の中に関われる。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2022年3月17日
読了日 : 2022年3月17日
本棚登録日 : 2022年3月17日

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