存在はもちろん知っていたけれど読んだのははじめて。一言で言えそうなことを5行くらいかけて言っているような気がした…笑。漏れがなく表現するためにはそうなってしまうものなのかなあ、、、むずかしかった。
心理描写がまどろっこしいけれど言い得て妙で、練られた文章なのだろうな…と思った。登場人物の行動だけを見ると、なんで!?!?!?というものだらけだけど、許してくれる人やわかってくれる人はいるだろうにひとりで自責の念にかられた経験は私もあるので、人間の心の天邪鬼さ(?)みたいなものも表れているのかなと思った。
でも100年以上前の小説なのにこれだけ衝撃を与えられるのはやっぱり作品の力がすごいのだろうなーと。読み継がれるのはわかる。夏目漱石の他の作品も一生に一度は読んでみようかなと思わされました…笑
でもやっぱり先生も「私」も定職に着いた方がいい気がする(余計なお世話)
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年9月5日
- 読了日 : 2023年9月5日
- 本棚登録日 : 2023年9月5日
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