死神の精度 (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋 (2008年2月10日発売)
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本棚登録 : 1858
感想 : 119
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「千葉」という死神が主人公の話。
担当した人間が死ぬことに対して「可」か「見送り」かの判定をするために1週間人間界に降りてきた時のストーリーがいくつか書かれています。

ひとつひとつ別々の短編集と思いきや、最後で納得。

死神なのにいやらしい感じは全然しないし、
何より千葉がクールな天然でちょっとかっこいい。

死を扱う話なのに、読み終わっても爽快感が漂うステキな話です☆


この話の中では、死神は人間界で唯一ミュージックが好き。
トミーリージョーンズが宇宙人として出てくる缶コーヒーのCMも同じような感じだよなぁと思った(笑)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2020年5月13日
読了日 : 2007年2月7日
本棚登録日 : 2020年5月13日

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