コミュニケーション力 (岩波新書 新赤版 915)

著者 :
  • 岩波書店 (2004年10月20日発売)
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本棚登録 : 1365
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コミュニケーションの概念と、方法について書かれている。

印象的だったこと
・文章を書くことで、整理ができる。(例:日記、人と話す際のメモ)
・著者は、コミュニケーションをキャッチボールと捉え、その中でもプロ野球とアマチュアのように、レベルがあると述べている。
・著者は仕事上、数多くの対話をしてきたというが、対話をする際は必ずメモを取りながら会話をするという。メモを取ることで、相手の文意を的確にとらえながら、こちらも何を伝えるべきかを明確化できるという。いわゆる文章力を筆者は「文脈力」と言っているが、メモを重要視しているからこそ文脈力がつくという。
・「質問力」は筆者の造語だが、文脈を的確に捉え、相手に質問をすることが大事だという。相手がどんな質問をしてきたかによって、相手の理解力が垣間見えるという
・語彙力は何よりも大事

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年11月27日
読了日 : 2022年11月27日
本棚登録日 : 2022年11月27日

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