江戸川乱歩の短編集です。
・D坂の殺人事件
・二銭銅貨
・何者
・心理試験
・地獄の道化師
私の中で江戸川乱歩と言えば「人間椅子」や「屋根裏の散歩者」のようなエロミステリーの印象です。
もちろん小林少年率いる「少年探偵団」の印象も強くあります。
「D坂の殺人事件」はD坂にある古本屋の美人おかみが殺害される事件で、普段から彼女の身体には傷がたくさんあったという噂が。
殺人事件が起きた古本屋の様子を、主人公の「私」と明智小五郎が向かいの喫茶店で見ていて、その事件を推理し、解決していくお話です。
明智小五郎といえば「変装」という先入観もあり、色々と考えを巡らせながら読み進めましたが、なるほど江戸川乱歩という結末に満足しました。
「何者」「地獄の道化師」も良かったですが、個人的には「心理試験」が好きです。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2020年6月3日
- 読了日 : 2020年6月3日
- 本棚登録日 : 2020年6月3日
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