獄門島 (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング) (1971年3月30日発売)
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おおっと!
これは想定外のラスト!!(๑°ㅁ°๑)✧



戦友で、復員兵である鬼頭千万太が復員船で金田一耕助に遺言を託す。

瀬戸内海の小島『獄門島』へ行き、妹達が殺されるのを阻止してほしいと。

獄門島で起こった連続殺人事件には、共通点があった—。

金田一耕助シリーズ第3弾!


第3弾!
…なのに、またやってしまった(-_-;)
『本陣殺人事件』を先に読む事をオススメする!
本陣持ってるのに、どうしても『獄門島』読みたい気分でした。笑
ただ、気にしなければストーリー自体は問題ないと思います。

瀬戸内海の名物は海賊—。
海賊の子孫といわれる土着の漁師と婚姻して子孫を残した…と言われる獄門島。
江戸時代は流刑の地だったそう。

島の名前もかっこいい(º﹃º )
排他主義的な島であるという点も魅力的(〃´-`〃)♡
島内皆家族傾向強し…。

なるほど…
これが有名な獄門島…
ミステリーの金字塔と紹介されているだけの事はある。

モヤっと感じる人間関係の設定がまたいい。
たいていお家騒動。

毎回思うのですが、横溝作品の1番好きな点は『派手な死体』♡⁝(ᵒ̴̶̷᷄⌑ ᵒ̴̶̷᷅   )⁝

一目で発見者を驚愕させるその存在感が素敵.☆.

今回の名シーン。
遺体は着物姿の花子ちゃんが梅の木から宙吊りにされております…。(有名なシーンかな?)
この派手さがとても好き!
美しや〜‎߹ㅁ‎߹)♡

細かな真相が小出しなので後半になっても「これは犯人を当てるのは不可能なのでは?」……と思いましたが、金田一が犯人を確信した時点で材料は出揃っているハズなのかも…。
私は気付かなかったが笑

これは犯人わからん…(いつもわからんが…笑)

やはり金田一耕助シリーズ面白い(´▽`)!

この後、いつものように映画も観ようと思います。
あのシーンもあのシーンも映像で観るの楽しみ♡

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2023年8月21日
読了日 : 2023年8月21日
本棚登録日 : 2023年8月21日

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