天使の囀り (角川ホラー文庫)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング) (2000年12月8日発売)
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本棚登録 : 8937
感想 : 798
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こんなホラー小説を欲してた!!\=͟͟͞͞(꒪ᗜ꒪ ‧̣̥̇)/

めちゃめちゃ面白かった…!!



読む前は、表紙の勝手なイメージから「頭良くなった猿が人間を襲うパニックホラー」だと思っていました…(^▽^;)

その内容でも怖そうだが、全然違った。

序盤で「絶対おもしろいやつや…」と確信を持てた作品!

ホスピス精神科医の早苗の恋人で、作家の高梨は、調査隊の一員としてアマゾンへ。

トラブルがあり、急遽帰国してきた高梨の様子が以前と比べ変化していた。

ホスピスとして患者を看取る早苗と、健康ながらも死恐怖症(タナトフォビア)を患う高梨の生と死の捉え方を掛け合わされた作品。


私の中で、
「こんな死に方は嫌だ」第一位!
「こんな目には遭いたくない」第一位!
です笑笑


この一冊を読むだけで日常生活がざわざわすること請け合いです( ´ཫ` )ゾワ(読めばわかる)

貴志祐介さんの作品は「黒い家」「クリムゾンの迷宮」に続き、読むのは3冊目です。
博識ですよね…。
同じホラーなのに、どれもタイプが違う…。

登場人物達が話す内容の幅がすごい。
それらを関連させて全てに意味があり、集結させる…。天才か。
めっちゃ勉強になります。
ホント読んで良かった。大好きです!

医療
生物
細胞
心理学
宗教
ギリシャ神話 などなど。

これは皆お勧めするハズだわ〜!納得!

面白いです!!
おすすめ!!(*´˘`*)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2023年8月16日
読了日 : 2023年8月16日
本棚登録日 : 2023年8月16日

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