御巣鷹山での未曾有の航空機事故。
次々と飛び込んでくる情報、凄みの効いた台詞のやり取り、意地とプライドのぶつかり合い、とにかく熱かった。
事件、事故、天災、傷ついた人々の言葉に耳を傾け、その目で見た凄まじい光景を文字に起こすということがどれほど重い使命なのか、
そして、その全てを紙面に掲載できない無念さがどれほど記者の心を苦しめるのかを知った。
悠木さんが挑む衝立岩が、抗えない権力の壁とリンクする。
その挑戦が最後に何を生み出すのか。
とても良かったです。胸に響きました。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
お仕事
- 感想投稿日 : 2023年2月25日
- 読了日 : 2023年2月24日
- 本棚登録日 : 2023年2月25日
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