散るぞ悲しき―硫黄島総指揮官・栗林忠道 (新潮文庫)

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  • 新潮社 (2008年7月29日発売)
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栗林忠道さんの自分の人生をかけての日本愛、祖国愛、家族愛が素晴らしすぎる。
「戦争」とか「覚悟」「生死」「教育」等、今振り返れば当時の事も賛否別れるポイントでテーマなのだろうけれど、そこも一つの「愛」があるからこそ一本の筋が通った人生で、色濃く強烈に自分の目には映るのだろうと感じた。
そんな生き方なかなかできない事だろう。

今現在、時代も変わり、生活環境も変わり、価値観も変わり、当時から振り返ってみれば変革の加速が進むなか、それでもなお命をかけて日本を、国民を未来へと繋ごうとして下さった方々へは「感謝」「崇拝」しかない。

自分もこれからの人生において形は違えど自分自身をかけながら一生をまっとうしていきたいと思う。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2023年2月1日
読了日 : 2023年1月31日
本棚登録日 : 2023年1月31日

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