面白かった。
ストーカーになりつつある元カノとのトラブルから助けてくれた(?)20歳近く年上の水無月さんが語る、彼女の今までの恋に関する話。
井口くん語りのイントロの最初の一文『恋は人を壊す』の一言に尽きる…。そして、片方の言い分しか聞かないと、大きく誤解が生じるんですよね。水無月さんが語る話のため、読み始めと読み終わりで彼女の印象が全く変わってくる。『心の奥底では、悪いのはわたしだけだろうかと釈然としない思いでいっぱいだった』って!
こわいこわい。
最終的には、本人たちが良いんなら良いんじゃないかな、私はついていけないけど、といういつもの感想に落ち着くのでした…。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2023年7月9日
- 読了日 : 2023年7月9日
- 本棚登録日 : 2023年7月9日
みんなの感想をみる