まほろ駅前番外地

著者 :
  • 文藝春秋 (2009年10月15日発売)
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感想 : 818
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再読。やっぱり内容は覚えておらず…。

多田と行天以外の登場人物が語りのお話。どれも良かったですが、岡夫人、曽根田のばあちゃん、亜沙子さんの夫、の話が私は好きかな。
岡夫人の夫との何の変化もない平穏な日常に、ちょこっと入り込んでる多田と行天。そして、
曽根田のばあちゃんの話は、過去の大恋愛?!の話なのに、上手に多田と行天の話にしてしまう、のが面白い。
岡夫人も曽根田のばあちゃんも、なんか影のある2人が魅力的に映っているのでしょう。
恋愛ではなく、ちょっと魅力的な男の人が近くにいて、普段とは大きくかけ離れはしない、事件でもない程度の出来事が起きる、というのはなかなか楽しいものなんではないでしょうか?

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2024年2月13日
読了日 : 2024年2月13日
本棚登録日 : 2024年2月13日

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