沈黙のパレード (文春文庫 ひ 13-13)

著者 :
  • 文藝春秋 (2021年9月1日発売)
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感想 : 820
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文春文庫 バーコードで登録したら実写サムネになってしまった イラストの方がよかった 映画は見てない
読んでて「え?」「え??」となりわくわくおもしろい

なかなかムカつく悪役らしい悪役 と思ったら悪役に恨みを持つメンバーが作戦で殺す 
タイトルの通りメンバーが黙秘してそこを湯川先生が解決するのかな?と思ったら その奥に真相が そして湯川先生は真犯人も気づかないさらに奥の真相まで 
ちょっとずつ善良な人々が関わって大きな事件をっていうのは星新一で読んだ気がする でもそれじゃ小説にならないから真相は必要か

夏美の言う通り完璧な探偵役の湯川先生 それが親友のためっていうのがかっこいい 警察は湯川先生推理の確認ばかり笑 内海刑事がパレードで液体窒素運ぶのを気づいたきっかけ役にしてもらえたけど湯川先生なら最初から気づけたような

真相が絡まりあってうまく説明つくような感じですごいんだけど 「なみきや」家族はこれでスッキリするのかな 家族を殺された家族の気持ちはわからないけどそれでも生活は続いていくしかないんだな 

「殺したいと口に出すのは、結局殺せないから〜」
「正しく実験が行われたかどうかを判断するには、どんな結果が出るかなんて、知らないほうがいいんだ」

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2024年3月9日
読了日 : 2024年3月9日
本棚登録日 : 2024年3月4日

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