医者に殺されない47の心得 医療と薬を遠ざけて、元気に、長生きする方法

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  • アスコム (2012年12月13日発売)
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著者の近藤医師が、自分の信念を持って患者に対して対応してきたことをベースに、日本人の病気や病院に対して抱いている考えを見直して欲しいと言うもの。
つまり緊急事態を除いて病院には行くな、薬は飲むな、予防接種はするな みたいな。

自分も、病院や薬はよっぽどのことでない限りは、世話になりたくないと思っているので、共感するところはあるのだが、ちょっと過激。
いろいろな情報を積っ込んでいるが、その出処の記載が乏しいのも気になる。嘘ではないだろうが、客観的に集めた情報なのだろうか?

扁桃体は、五感を通して脳に入った情報への「好き」「嫌い」「うれしい」「こわい」などの情動反応(喜怒哀楽)を処理する。この扁桃体と結びついた心を強く動かされた体験は、記憶に深く刻まれて、いつまでも覚えている。逆に心が動かなかったことはすぐ忘れてしまう。
喜怒哀楽が強いほど脳はすばらしく活性化して、記憶の引き出しも増える。ボケを防ぐには、脳トレドリルより、意識して喜怒哀楽の振り幅を大きくして、いろいろなことに好奇心を持ち、感動を表に出すことだ。

定年後を豊かに過ごすための心得
・社会環境に合ったスキルを先取りして身につける
・長く健康で働けるように、自発的な健康管理を心がける
・これまで培った「人的資産」を、次世代に還元する方法を考える
・会社員時代の地位やプライドは百害あって一利なし

なんか、気になる内容だ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2023年12月26日
読了日 : 2023年12月26日
本棚登録日 : 2023年12月26日

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