一穂ミチさん、初読みの作家さんだったのでワクワクした。『スモールワールズ』を読んで、他にはどんな作品があるのだろうと興味が湧いた。
『ネオンテトラ』『魔王の帰還』『ピクニック』『花うた』『愛を適量』『式日』から成る6編の短編集。
話の展開を何となく予想しながら読み進めるのだが、良い意味で裏切られ、驚くような場所に着地する6編だった。
その着地点がイヤミス的な要素を含む話であったり、切なさを感じる話であったり、未来の見える話であったりと大きく印象が異なるので、感想を整理するのが難しい・・・。
『花うた』と『愛を適量』が良かったが、ラストの1編が『式日』で終わる切ない感じが一番印象に残った。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2024年3月23日
- 読了日 : 2024年3月21日
- 本棚登録日 : 2024年3月22日
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コメント 3件
ハッピーアワーをキメたK村さんのコメント
2024/03/23
reyoさんのコメント
2024/03/23
ハッピーアワーをキメたK村さんのコメント
2024/03/23