小学生の娘と息子を震災で同時に失った汐見夫婦。殺人事件の被害者花塚弥生。その元夫の綿貫。綿貫と事実婚状態にある中屋多由子。
弥生の死をきっかけに、バラバラに進んでいたそれぞれの人生が急速に交わり始める。
それを捜査するのは加賀恭一郎の従兄弟、捜査一課の松宮脩平。
松宮が事件の真相に迫る一方で、驚愕の新事実がそのもとへと舞い込む。死んだとされていた、松宮の父は生きていた?
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加賀恭一郎のスピンオフ的な作品。世代交代ってやつですかね。
池井戸さんのロスジェネの逆襲を思い出しました。半沢さんと加賀さんの共通項は、プレーヤーとしてもマネージャーとしても優秀なところですな。
しかし、こんなバラバラなストーリーがとうやってまとまるのかと心配しながら読みましたが、そんな心配は不要でしたね。
流石東野さん、と言いたくなる一冊でした。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2019年7月19日
- 読了日 : 2019年7月19日
- 本棚登録日 : 2019年7月19日
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