政と源 (集英社オレンジ文庫)

著者 :
  • 集英社 (2017年6月22日発売)
3.70
  • (73)
  • (189)
  • (168)
  • (18)
  • (2)
本棚登録 : 1781
感想 : 141
3

源次郎と国政の2人の性格や価値観のバラバラさ加減が良かった。

こんなに長く、お互い気のしれた親友、腐れ縁の知人は自分にはいないので羨ましい

源次郎は豪快、国政は一生懸命だけど ひがみっぽく器が少し小さい
国政から見れば【源次郎が羨ましく、みんなに好かれてる】と思っているが

実際に年とった2人は、同じ年の孤独な老人なのに…

源次郎のが気持ちの整理も出来て、自分の駄目な所も理解し認めてる感じ

国政には国政の良さがあるのに、本人は気づいてなくて…でも源次郎は全部分かってる

生きていく上で正解が無いのは勿論だけど
●自分の現状の毎秒毎秒が選択の結果なわけだし…それがいい結果でも悪い結果でも「それがその時のベスト」と自分は考えて生きてます

幸せも、不幸せも同じ「幸せの種類」なので
人生楽勝で何が面白い?とも思う。

※だから話が変わるけど 結局俺が何を言いたいかって言うと…
【カップ焼きそばって どんなに頑張って作っても食べるときに(かやく)は麺と一緒に口に入ってこなくて結局容器に沢山残るよね?!】って事!!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2023年4月23日
読了日 : 2023年4月23日
本棚登録日 : 2023年4月23日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする