登場人物たちがよく作り、よく食べる。そんな様子が気持ちのよい小説でした。
びっくりするようなどんでん返しなどはありませんが、ラストも爽やかに終わって読後感もよかったです。
最初しずえの昭和時代のパートと、留希子の令和パートとまったく接点がなくてしずえパートが違和感だったのですが、すこしづつ留希子パートで回収していきます。
超想定外の展開というのもなく、リラックスして最後まで読むことができました。
物語に出てくる留希子が作るレシピや、レストランやカフェで留希子が発揮する食いしん坊ぶりも楽しかったです。そのうち映画化しそうな作品でした。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2022年9月17日
- 読了日 : 2022年9月17日
- 本棚登録日 : 2022年9月12日
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