介護されること、死ぬことはどうせ避けては通れないのだから、早いうちから準備をしておいたほうがいい。いろいろな資金の準備というよりは「心づもり」という面で、こういった本はこれからもどんどん読んで準備したいです。
ジェンダー界隈で有名な上野さん。中国では彼女の本が売れまくってるらしい、ということを知り興味を持ちました。この本も女性に向けて書かれています。
前半の、「女一人がどこでどう暮らすか」は、うーん話半分といったところ。裕福な人が対象なのかな。「自分のささやかな夢をかなえるのに遠慮はいらない。とにかく早く始めよ」というメッセージは刺さりました。
後半部分の「介護・死ぬこと」に関しては、『介護される側の心得』『おひとりさまの死に方』が非常に参考になりました。
「孤独死」に関しても漠然と恐怖を感じていましたが、それなりにコミュニティに属し、準備していれば、いわゆる壮絶な孤独死とは無縁。せいぜい死の瞬間に看取る家族がいない、という程度。これはだいぶホッとしました。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年6月28日
- 読了日 : 2023年6月26日
- 本棚登録日 : 2023年6月26日
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