紙の月 (ハルキ文庫 か 8-2)

著者 :
  • 角川春樹事務所 (2014年9月13日発売)
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感想 : 869
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小説だと分かりながらも実在した事件を見ているようなリアルな感覚があった。
梨花が犯した最初の過ちは、じわりじわりと傷口を広げていき、気づいた時には取り返しのつかないことになるが、それでも当の本人は事の重大さに気づけていない。
自分はこうならないだろうと思う反面、何か間違えば自分もこうなってしまうかもしれないと、ぞくりとさせられる作品でした。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2020年7月10日
読了日 : 2020年7月9日
本棚登録日 : 2020年7月9日

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