小説だと分かりながらも実在した事件を見ているようなリアルな感覚があった。
梨花が犯した最初の過ちは、じわりじわりと傷口を広げていき、気づいた時には取り返しのつかないことになるが、それでも当の本人は事の重大さに気づけていない。
自分はこうならないだろうと思う反面、何か間違えば自分もこうなってしまうかもしれないと、ぞくりとさせられる作品でした。
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- 感想投稿日 : 2020年7月10日
- 読了日 : 2020年7月9日
- 本棚登録日 : 2020年7月9日
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