十二人の死にたい子どもたち (文春文庫 う 36-1)

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  • 文藝春秋 (2018年10月6日発売)
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死にたい気持ちはどうして生まれるのだろうか。

死にたい。という人は多い。
私が思うに死を根本に望む人はそんなにいないのではないか。だって怖いし。
一般的な死にたいは病の一種としてそういう風な思考になってしまう状態の時もある。また生きている状況的に死ぬしかない、死ぬ方が楽である。という考えからでてくるかもしれない。
死ぬことが目的で死ぬ、変な言い方になるかもだが苦痛を回避するために死を選ぶのではないか。

本当は皆んな幸せに生きたいはずである。幸せの尺度は人それぞれだが。

作中それぞれの登場人物が死を共通点としてお互いに同じ時間を過ごすことで改めて死について話すことで何かを感じとっていくのではないだろうか。
死にたいって誰かに話したかった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2024年3月10日
読了日 : 2024年3月1日
本棚登録日 : 2024年3月1日

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