ナイトガーデン (フルール文庫 ブルーライン)

著者 :
  • KADOKAWA/メディアファクトリー (2014年7月12日発売)
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本棚登録 : 322
感想 : 29
5

「ふったらどしゃぶり」という本のスピンオフ作品です。一年ほど本棚に眠らせていた本でした。あらすじを読んでためらってしまって…。表紙の絵が素敵で、こんな可愛い子が片思いして悲しい思いするのか、と思うと、読めなかった(笑)ハッピーエンドなのは分かってるんだけど、その経過が可哀想なのは嫌だなぁ、と。だって絵が好みだったから(笑)
で、ある時旅行のお供に持っていくことにしました。何もない時に読むよりも、旅行の合間の移動時に読めばそんなに衝撃を受けないだろうと。…甘かった…。違う意味でめっちゃ衝撃を受けてしまいました!何で今まで読まなかったんだよーーーーって。柊はやっぱり激かわいいな…。って。そしてそもそも前作で出てきた和章も私嫌いじゃないよ、そうだよーって。旅行とかそれどころじゃない(笑)電車の移動時間が待ち遠しい!一穂さんの作品はいつもそうですよね。日常を薔薇色に変えちゃうの。つまらない移動時間が何よりも待ち遠しくなっちゃうの。
ということで、まんまとはまってしまいました。ちなみに京都植物園にも行きました(笑)聖地巡礼。とりあえず、心が洗われるというか、現実から少し解離させてくれる癒しの作品だった。テーマも作品の舞台も。植物園に行きたくなりますよ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2020年6月27日
読了日 : 2020年6月27日
本棚登録日 : 2020年6月27日

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