レポートや論文の書き方がわからない学生にオススメの本。(文章を書くことに慣れている方には、当たり前の内容が多いかもしれません‥)
論理的に文章の書き方を指南しており、王道の「型」に沿って書くとわかりやすくなることが述べられている。お料理のレシピや数学の証明問題の解き方のような印象で、「この通りに当てはめれば相手に伝わりやすい文書になる」と教えてくれている。
文章の書き方では「起承転結」がメジャーだが、本書の中の「3つの型」の説明がわかりやすかった。
以下、本書より抜粋。
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◆主張作りの手順
1. 4つの主張の型(①〜④)のどれか選ぶ。
①警鐘型→変化/納得
②要望型→変化/共感
③共有型→理解/納得
④感情型→理解/共感
2.その型に沿って、自分が書きたいことを
3つ以上挙げて付箋に書く。
3.付箋の中から伝えたいことを1つ選ぶ。
お願い・変化
(アウトプット)
↑
①警鐘型 ②要望型
客観的・納得←—————————→主観的・共感
(論理的) ③共有型 ④感情型 (感情的)
↓
理解
(インプット)
◆文書の王道の型は3つ
①同格型
②因果型
③対比型
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- 感想投稿日 : 2021年9月20日
- 読了日 : 2021年9月20日
- 本棚登録日 : 2021年7月18日
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