謎の死を遂げた美貌女性実業家(富小路公子、鈴木君子)について、関わりのある27人のインタビューが小説になっている。
27人を通しての公子が描かれいて同じ人物なのに違った見方をしているのがおもしろい。
そして、亡くなっているので本人が自分のことを語っていないから真実はやはりわからないというのがおもしろい。(本人が語っていたとしても真実は言わなそうだけど…)
公子はひどいことをしているけれど、自分なりの正義があったように感じた。自分が被害に合わなければ、私も公子を「素敵な人でした」とインタビューで答えていたんじゃないかな〜。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2023年10月28日
- 読了日 : 2023年10月28日
- 本棚登録日 : 2023年10月28日
みんなの感想をみる