孤独であることに世間は否定的だが、メリットがあること。これから必要になる能力である。
◎孤独であることのメリット
・自己との対話ができる→自分だけのユニークな生き方ができる。
・人はみなそれぞれ異なり、容易に理解し合えないということが分かる。だからこそ努力する。孤独な人間同士だけが深いレベルで付き合うことができる。
◎充実したひとり時間を過ごすための「フォーカシング」(自分の心を自分で聴いていく方法)
・自分の内側に生じてくる「何かよくわかないけれど、意味ありそうな感じ」を消して否定しない。その声を聴いていく。
・自分の心全体を大事にする。ポジティブなところ、マイナスなところ、様々な所があるが、どの部分にも大切な部分がある。どの部分にも耳を傾けていくことで、その人らしい生き方が自ずと実現されていく。
このあいだ観たのドラマ「空白を満たしなさい」では、主人公は自殺の原因として自分の中のネガティブな部分を消したかったと語っていた。
この本でいうように自分の中のネガティブな部分を肯定じゃないけれど、認めることができていれば、自殺することはなかったのかもな。
そして、すぐには難しいかもしれないけれど、認めることで、他人のネガティブな部分も許容できる優しい人に成長できるのかもしれない。ネガティブな部分って人を成長させてくれるのかもな。ポジティブな部分っていいものだけど成長はない。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
生き方
- 感想投稿日 : 2022年10月10日
- 読了日 : 2022年10月3日
- 本棚登録日 : 2022年10月3日
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