おじいさんが死ぬところを見たいという、児童書にしては突拍子もない出だしから始まりますが、少年たちの心の成長、おじいさんの生きがい見つけなど、見事に描かれた作品でした。
現代の社会問題ともつながる地域の関係の希薄化を、少年たちが、お節介しながら周りの大人たちを支えているように感じました。
子どもたちはもちろん成長しますが、大人も成長するんだと感じることができる1冊でした。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年6月16日
- 読了日 : 2021年6月3日
- 本棚登録日 : 2021年6月3日
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