巌流島の戦いを彷彿させる戦いと二人の武士と卯乃の恋愛を静かに綺麗に描いた作品
泰雲も重根も真っ直ぐな生き方にこの時代の武士の矜持を感じた。「ここは紛れもなくわしが生きてたどり着いたところなのだ逃れては、道を見失うことになる」葉室麟の真骨頂のような小説だった。でも最後の方が少し物足りなさを感じた。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年10月21日
- 読了日 : 2021年10月21日
- 本棚登録日 : 2021年8月23日
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