銀二貫 (幻冬舎時代小説文庫 た 43-1)

著者 :
  • 幻冬舎 (2010年8月5日発売)
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本棚登録 : 3837
感想 : 538
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唸らされる本です。

商人の暖簾の考え方、職人の探求心が堪能できます。
その中でも純愛の話あり、利他の話あり。
それらが筋が通って物語の最後の一言まで貫いています。

個人的には高津の梅が高校時代を思い起こさせるのと
度々おこる火事が神戸の震災の火事とリンクするので
懐かしいやら自分が励まされるやら、みたいな感じでした。

ということで初めての作家さんでしたが良い本でした!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2020年9月11日
読了日 : 2020年9月11日
本棚登録日 : 2020年9月11日

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