人情味あふれる話が目立つ第二巻。中には後味の悪い話もあるが、それでもどこかしら救いのようなものを感じるのは何気ない日常というものを大切に描いているからだろうか。「鬼熊酒屋」「老虎」「悪い虫」が特に好きだ。テレビドラマ版で怖かった「妖怪・小雨坊」はやっぱりこちらでも怖かった。表題作「辻斬り」はちょっと印象が薄かったかな。
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- 感想投稿日 : 2022年8月10日
- 読了日 : 2022年8月10日
- 本棚登録日 : 2022年8月4日
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