蘇える変態

著者 :
  • マガジンハウス (2014年5月9日発売)
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本棚登録 : 2710
感想 : 261
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2019年11月21日読了。女性誌に連載していたというエッセイ集。なかなか面白い文章を書くな・音楽に舞台にドラマ、映画に文筆業と色々やってんなー、とのんびり読んでいると突如、こちらも忘れていた「くも膜下出血による休業」の記録が飛び込んでくる構成には驚かされた…。なんとも赤裸々な記録で、とにかく「げんきになってよかったね」としかかける声がないなあ…。まさに死の淵に立った、ということだったのだな。考えてみると自分だっていつどんな病や事故に遭うかもしれないし、人生は短い、やりたいこと・チャンスがあることはなんだってやってみるべき、ということなのかもしれんねえ…。しかしこういうエッセイで散々にクサされる「過去の女」とか「周囲の無責任な人々」ってこーいう文章を読むとどう反応するもんなのかな、案外自分のこととは気づかないもんなのかな?

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ノンフィクション
感想投稿日 : 2019年11月22日
読了日 : 2019年11月21日
本棚登録日 : 2019年11月21日

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