先崎学の浮いたり沈んだり

著者 :
  • 文藝春秋 (2002年6月1日発売)
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感想 : 4
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当時A級を張っていた先崎八段のエッセイ。多才故、将棋にだけは入り込めないモヤモヤがうかがい知れる。同業者への尊敬の念が書かれることも。島八段のマジメさ、森九段の勝利への執念、郷田八段の剛直さ。詰将棋作家への畏敬の念も。
花村九段と芹沢八段の、盤外での舌戦も面白い。
FAXを送るのが嫌いなので自分で持ってくる郷田八段はスゴイ。徹底している。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: エッセイ
感想投稿日 : 2013年3月5日
読了日 : 2013年3月5日
本棚登録日 : 2013年3月5日

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