はじめての構造主義 (講談社現代新書)

著者 :
  • 講談社 (1988年5月20日発売)
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本棚登録 : 307
感想 : 28
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プハーッ。聞き慣れない単語と話でお腹いっぱいになりました。世の中には自分が全く考えたこともない事をマリアナ海溝より深く掘り下げて考える人達がいてるし、マリアナ海溝まで潜って行って一緒にあーだこーだと議論する人たちがいる、という見識を得ただけでもこの本を読んだ甲斐があった。
  自分が考えた事は、実は自分が一から生み出した物ではなくてその背後に隠れている社会的な構造が大きく影響してるって考え方が面白くって構造主義に興味が湧いて読み出したんだけど、考えたらほんまそうやなぁと思う所は沢山ある。
 関西人がみんな面白いことばかり言うっていうのとかは吉本とか松竹の社会的構造が関係してるのではと思うし、関西の各家庭に必ず一台はたこ焼き機あるって言うのもまたしかりやろう。え、違う?しらんけど。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2023年10月9日
読了日 : 2023年10月9日
本棚登録日 : 2023年10月4日

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