死の淵にある神父がこれまでの人生を回想をする物語。
詩を思わせる言葉の連なり、記憶の断片が次々と現れては絡みあう。最後は、チリの動乱を描きながら文学論にも及ぶ。
初めて読むボラーニョ作品。
消化できたのかは分からないが、チリの歴史や政治の細切れの知識をつなぎ合わせただけでも、何とも壮大で饒舌な作品と思う。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年10月2日
- 読了日 : 2023年10月2日
- 本棚登録日 : 2023年7月14日
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