あーあ、やってくれたわ
やってくれましたわ
自他ともに認める(「他」の方のサンプル0)ハッピーエンド大好きおじさんである私です
頑なにイヤミスを避けて読書人生を歩んできたのに
どんなに面白いと評判になっても湊かなえさんとか一切触らなかったのに
あたしゃこう見えて頑固なんだよ!(浅香光代)
だったのに…
知らなかったとは言え…
こうも立て続けにイヤミスの傑作を読まされたら…(誰も強制してない)
もう完全に新しい扉が開かれてしまいましたよ!
あーそうですよ
認めますよ
食わず嫌いでしたよ
ということで本編です
帯に「衝撃のラスト一行に瞠目」とありますが本当に衝撃でした
そして直接的な伏線はもちろんですが、物語のすべてつまりは何気ない日常の風景や聞き込み中の女の子たちとの会話、刑事二人のぎこちないスタートからだんだんに息があっていく様、全てがこのラスト一行のために積み上げられてたんだなと思いました
このラスト一行が言いたいために作られた物語むしろラストではなく始まりの一行だったのでは?
そんな気がしたお話しでした
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
荻原浩
- 感想投稿日 : 2022年5月1日
- 読了日 : 2022年4月30日
- 本棚登録日 : 2022年4月27日
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