「この社会には煽動家が多すぎるのよ。そして調停する人はあまりにも少ない」
愚か者たちの饗宴といったところかな
それにしてもミネット・ウォルターズ相変わらず字が多いw
原書で読んでもそう感じるのかな?英語もっとちゃんと勉強しておけば良かったな
そして相変わらず設計図が緻密すぎる
緻密すぎる設計図の果てにどこに連れて行かれるんだろうって心配しながら読み進めていました
世の中には自分の考えなしな行動で悲惨な結果を招いたとしても、非は自分にはないって自分を簡単に納得させることができる愚か者が多すぎて、小さな善意は愚かな煽動家たちの行軍に踏み潰されていく…
そんなどうしようもない結末を思い描いていました
んでもそこはミネット・ウォルターズ!ちゃんと救いのある明るい結末が用意されていました
彼女の物語では世の不条理と持てる力を振り絞って闘ったヒーロー、ヒロインは必ず報われるのです
ごめん、途中ちょっと疑ってたよ
どんなに陰鬱な事件の結末にも「あなたも闘え!」ってちょっとだけ背中を押してくれるのがミネット・ウォルターズという作家なのだ!
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ミネット・ウォルターズ
- 感想投稿日 : 2022年11月14日
- 読了日 : 2022年11月14日
- 本棚登録日 : 2022年11月11日
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