全くもう!『両手にトカレフ』なんて見た目が派手なだけで実用的でないにも甚だしい
それじゃあ当たるものも当たらんよ
だいたい拳銃を撃ったときの反動を甘く考えすぎてるね
拳銃というのはこう両手でしっかりと構えてだね
バカタレ!
そういうことじゃないわ!
はい、フレディみかこさんです
もちろん『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』が気になっていたんですが、ドキュメンタリー、ノンフィクション、エッセイは読まないという戒律があるために諦めていました
本当は『フェルマーの最終定理』や『戦争は女の顔をしていない』とか『阿佐ヶ谷姉妹ののほほん二人暮し』も読みたいんですが戒律があるので読めないのです
そんなわたくしのために書いてくれた小説『両手にトカレフ』、「貧困」という戒律にあえぐ子どもたちのお話し
ちょっと自分の子ども時代のことを思い出しました
まぁそこそこ貧乏だったと思うけど、考えてみたら食べるのに困ったこともないし、ファミコンもスーパーファミコンもプレイステーションもちゃんと家にあったなぁ〜と
ソフトの数はまわりの友だちに比べて確かに少なかったけどちゃんとあったなぁ〜と
「貧困」ではなかったなぁ〜と
でも子どもの頃はそんな風には思ってなかった気もする
「貧困」という枠にはめられてしまった子どもたちを救う第一歩って子どもならではの思い込みみたいなんを取っ払ってあげることなんじゃないかなぁなんてことを思ったりしました
あなたの周りには「Yes」がたくさんあるってこと
だって自分の周りに「No」しかないと思ったら手を伸ばして何かを掴もうとは思わないんじゃないかな
手を伸ばして掴みたいと思うような「Yes」のうちのひとつでありたいな〜
- 感想投稿日 : 2022年11月11日
- 読了日 : 2022年11月11日
- 本棚登録日 : 2022年11月10日
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