今回は少し悲しげなお話しが多かったなぁと少しの物足りなさを感じつつ結局★5の『みをつくし料理帖』シリーズの五
悲しげなお話しの中にも後になって振り返ってみれば、転機になっていたと思い返しそう
そして今作はなんと言ってもご寮さんです
主人公お澪坊の奉公先の奥方様で降りかかる苦難を二人で肩を寄せ合い乗り切ってきた互いに母娘のように想いあう存在
そして時にその優しさゆえに道を間違えそうになる澪やつる屋に関わる面々を厳しく諭す、大いなる愛に満ち溢れた人なのです
こんなすんばらしい人の「娘」だもんお澪坊もすんばらしい人に育つはずよ
こういう大人少なくなっちゃったなぁ
って他人事みたいに言うな、バカタレ!
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
高田郁
- 感想投稿日 : 2022年12月3日
- 読了日 : 2022年12月3日
- 本棚登録日 : 2022年12月2日
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